2021年5月16日 オンラインワークショップを開催しました
2021年5月16日、多職種チームを創るというテーマでワークショップを開催しました。
テーマ:「信念対立」を超えて機能するチームを創る‐視点の相違を克服して
<企画>
在宅医療や介護など、医療介護福祉の多職種チームによるケアが重要になっています。
ただ、そこには「医学モデル」と「生活モデル」の「対立」など、それぞれの「正義」がぶつかる現実があります。
今回、それぞれの立場から話題提供いただき、機能するチームを創るために一緒に考える機会といたしました。
<構成>
@医師、薬剤師、ケアマネ、ディサービス事業者の各演者による話題提供
A演者をパネリストにしてのディスカッション+参加者によるブレークアウトセッション
Bチームマネジメントの研究者による総括
<学び>
今回のワークショップでは「何を行うか」以上に「何のために行うか」が重要であるという気付きが得られました。
患者・ご家族、ご利用者さんの価値実現のために連携・協働するのだということを認識しです。
医療対介護の対立構造を、あえて俎上に乗せて議論することにより、連携・協働するうえでの
相互の役割理解と尊敬が重要であることも再認識されました。今後も多職種と住民を交えた「ゴチャマゼ」チームでのケアが重要化していくことを踏まえ、機能するチーム創りへの一歩となったと思います。