8月9日に開催しましたワークショップについて、アンケート結果とともにご報告させていただきます。
テーマ:「やりたいことをカタチにする〜3人の開業保健師の思いとその活動を例に〜」
日時:2021年8月9日(祝)10〜13 時 ZOOMオンライン開催
参加費:会員無料(2021年度年会費納付者)・非会員3,000円
<企画の趣旨> 未来を見据えて新しいことに挑戦するには何が必要なのでしょうか?今回のワークショップでは、開業保健師をされている3名の方の活動から、「こんな活動があるのか!」「私が本当にやりたいことをやるには?」を共に考えていきたいと思いました。すでに新しいことを始めたいと考えている人もいらっしゃるかと思います。しかし、始める勇気がないなあと思っているそんな方の背中を押す機会になればと、考えました。このワークショップに参加された皆さんが自分の新しい可能性に気づいたり、自分が本当にやりたいことを再確認したり発見したりできる時間になればと願って企画しました。
<話題提供者>1)合同会社チームヒューマン代表 徳永京子氏(保健師)
https://odoruhokenshi.net/ 「会社の元気は社員の元気」をモットーに、働く人の心の健康づくりのために精力的に活動
2)株式会社F・Link代表取締役 若井奈美氏(保健師)
https://www.flink2018.com/ 「キャンピングカーを利用した移動保健室開発」など、社会問題の解決にさまざまなアイデアでチャレンジ
3)一般社団法人enGrab代表理事 桑原 陣氏(保健師)
https://engrab.org/ 市役所で保健師として働きながら、「10代の子どもたちを孤立させない」ための地域での活動を展開
<アンケート結果>1)今回のワークショップの感想、ご意見など・素晴らしい取り組みを聞くことが出来てよかったです。ありがとうございました。
・ブレイクアウトルームを同じメンバーで3回できたので、だんだん会話が深まっていって、とても良かったです。
・ブレイクアウトセッションで話しながら自分の考えが整理できました。話を聞くだけでは思考の整理には至らなかったと思います。ワークショップならではですね。
・改めて自分がどんなことがやりたいのか、じっくり考えるチャンスがもらえた。悶々とする時間も必要でプレゼンターの自身もそんな時間を大切に送ってきたことがわかり、安心ましたし、希望も持てました。
・日々の仕事だけでなく、やりたいことはなにか、を常に考え続ける事、そうする事で何かタイミングが来た時に、やりたいことが出来る自分になっているかもしれないと思いました。
・看護師の可能性を感じ、力を得ました
・とても参考になりました。やりたいことが明確になりました。ありがとうございました。
・開業保健師の方々がキャリアを通して抱くに至った現場での問題意識をそのままにせず、どうしたらそれができるようになるのか考えて形になさったことがたいへん素晴らしいと感じました。
・心を決めたらできるのだなとわかりました。キャンピングカーでの移動保健室も興味深くお聞きしました。もやもやしていてもえいっと飛び越えて開業なさったり、お子さんに支えられて開業なさったりなど、三者三様ですが、強い意志がかっこいいと思いました。
・世界、視点が広がった。
2)Zoomでの開催について、もっとこうすると良いというアイデアがあれば、教えてください。・特にないです。これで十分です。
・問題ありません
・特にありません。主催や参加者などいろんな方のお話を聞けてたいへん勉強になりました。
・演者の回線が切れないようにする工夫が必要かと思います。
3)本学会に対するご意見などがあれば、ご自由にお書きください。・運営に皆様に感謝申し上げます(^^)
・私にとって、とても有り難い学会です。もっとたくさんの人が参加すれば、活気あふれる医療が展開されるんじゃないかと思います。
・次も楽しみにしています。
・どのような学会か、詳しく知りたいと思った
・たいへん勉強になりました、ありがとうございました。
<おわりに>西日本に台風後の強風や強雨のなかでのオンラインワークショップ開催となったため、途中音声が途切れ乱れてしまったりすることがあり、大変ご迷惑をおかけいたしました。ワークショップのなかでは、グループ毎に活発な意見交換が繰り広げられていました。ご参加いただいきました皆様、登壇していただいた開業保健師の徳永さん、若井さん、桑原さん、ご協力、心より感謝申し上げます。
次回のワークショップは、11月23日(祝)13時−16時に開催します。
仮テーマ:「サスティナブルキャリア」
ヘルスケアワーカーキャリア学会では今後も学びの場、交流の場を企画してまいります。
詳細は、後日HP上でご案内させていただきます。是非ご参加のほどご検討よろしくお願いいたします。<企画担当>
三浦美知代(関西医療大学保健看護学部)
神田知咲(関西医科大学看護学部)
勝原裕美子(オフィスKATSUHARA)