ヘルスケアワーカーキャリア学会ブログ | ヘルスケアワーカーキャリア学会は、学問的・実践的立場からキャリアを探求し、成果を社会に還元。

ヘルスケアワーカーキャリア学会　2023年5月ワークショップ
倫理的な「人材育成」とは：”人材育成”は”キャリア支援”になっているのか　ご報告

2023年5月14日に開催したワークショップについて、アンケート結果とともに報告させていただきます。

日時：2023年５月14日（日）13:00〜17:00　 対面リアル開催
場所：京都大学大学院医学研究科　杉浦地域医療研究センター2F　杉浦ホール
　　　　〒606-8507　京都市左京区聖護院川原町53
参加者：計48名、会員31名、非会員17名

【登壇者】
・石見一女（株式会社Be&Do代表取締）
・濱田安岐子（NPO法人看護職キャリアサポート代表）
・森山みどり（製薬会社　人材開発担当部長）

【ワークショップ実施内容】
スピーカーに、心理的資本®（やりとげる自信）を高め、自身の幸福とパフォーマンスの向上に寄与するサービスを提供している石見一女氏、看護職のキャリアサポートに尽力する濱田安岐子氏、そして企業でダイバーシティマネジメントをはじめとする人材開発を手掛けている森山みどり氏をお迎えして、講演とディスカッションを実施しました。
グループディスカッションでは、「人材育成は、キャリア支援になっているか？」の問いに対して検討し、キャリア自律支援、自己効力感、キャリアニーズ、対話、well-beingなどのキーワードがあげられました。キャリアと人材育成とのつながりを強く意識し白熱した時間になりました。
ここ2年間ヘルスケアワーカーキャリア学会では、オンラインでのワークショップを実施してきました。ですが今回、対面開催が実現し、参加者の皆さんの熱量を感じながら、運営することができました。今後も生き生きと誇りをもって働くヘルスケアワーカーを支える魅力あるワークショップを開催していきたいと思います。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

【アンケート結果】





７．今回のワークショップの感想をお聞かせください（16件の回答）
・人材育成がキャリア支援になるのか？という考えたことのない事を考える機会をもらい、あたまがぐるぐるしました。
・人材育成について答えが見えたような気がします。
・日々、悩んでいた事にヒントをいただけました。ありがとうございました。
・自分自身を振り返れて、他者の方の意見もたくさん聞けて良かったです。
・人材育成やキャリア支援になっているんだろうと思いました
・まずは自分自身がイキイキ働き自己効力感を高める。
・自立/自律支援がベース。自己効力感。
・対面での開催ですごく楽しかったです。演者の方々の熱量も明日からのエネルギーになりました。ありがとうございました。
・対面開催ありがとうございました。沢山の仲間に再会出来た事がとても良かったです。
・対面での対話は、思考が深まりやすい
・対話の大切さを実感しました。
・対面でよかったです。ありがとうございました。
・参加者から直接受ける刺激が心地よかった
・いろんな立場の人の意見を聞けて良かった
・対面はやっぱり良いね。
・楽しかった。
・「倫理的」な人材育成については今回該当しなかったと思います。最後の付箋の個人ワークも問いの意味が分かりにくく、もやっとしたワークショップでした。話題提供のお二人のスライドも文字が小さくて見えず、話のペースも早かったので理解がしにくく倫理的な人材育成とどうリンクしているのかがわからなかったです。